スティーブ・ジョブズが健在だった頃のAppleが発売を計画していたという、iPod Dock搭載のMac mini。
そのノスタルジックな実物の写真がTwitterで公開されています。
初代iPod nanoの頃ですから2000年代中盤でしょうか、Mac miniもポリカーボネート天板のいわゆる弁当箱バージョンで時代を感じさせます。
LightningポートやUSB-Cポートのない時代、Dockコネクタといういかにも端子という大きさの接続端子があるケーブルでiPodとデバイスを接続していました。
そのDock端子がMac miniにビルトインされているという、かなり思い切った製品。
母艦となるMacに直接Dockコネクタを搭載すればいいという、iTunesと同期しなければ使い物にならないiPodの時代ならではの発想。
Dockの大きさはiPod nanoにピッタリなので、iPod nano専用となります。
ここまで開発していて(というかDockを付けただけだけど)実際に発売されなかった理由は何なんでしょうね。これは流石に無いだろ・・・ということになった経緯を知りたいかも。
この手の旬を過ぎまくったプロトタイプは、主にネットオークション経由で出回っているようです。
EVT Mac Mini, with iPod dock. Totally scraped project that never saw the light of day pic.twitter.com/fSm1m31fhX
— Dongle (@DongleBookPro) August 22, 2020
— Jonathan Zufi (@shrineofapple) August 24, 2020
Dang right! And I'm sure he has, too. Wink. pic.twitter.com/2EyJBHXEXi
— Computer Clan #ilovewindows95 (@thecomputerclan) August 23, 2020
ちょっとした遺跡ですね。