Bloombergが配信したMark Gurmanのニュースレター「Power On」によると、AppleはM3チップを搭載するMac miniのテストを実施しているということです。
そのモデルに搭載されているM3チップは、8個のCPUコアに10個のGPUコア、24GB RAMを内蔵しているSoCで、これがM3チップの最大構成であると考えられています。
コア数はM2チップと同じですが、RAMが8GB→24GBへと大幅に増加されている点に注目。もちろんプロセスが5nm→3nmにシュリンクされているので、より省電力で低発熱になることにも期待できます。
M3 Mac miniは2023年に登場しない?
M3チップを搭載するMacはこの秋に登場する予定で、例年通りのスケジュールであれば、9月にiPhoneが発表されて翌月の10月にMacが登場するという流れになります。
M3チップ搭載モデルとして登場が予想されているのは、Mac mini、13インチMacBook Air、13インチMacBook Pro、24インチiMacの4モデル。それぞれエントリーモデルとしてラインアップされているMacです。
今回のニュースレターによると、M3 Mac miniのテストがすでに実施されているということで登場が近いことを予想することもできます。ただ、M2 Mac miniは2023年1月に登場したばかり。ということで、まずは13インチMacBook Air、13インチMacBook Proといった売れ線のモデルが10月に登場して、M3 Mac miniは2024年に登場するという予想もできます。
それにもう1つ、M2 Mac miniにはM2チップとM2 Proチップを搭載する2つのモデルがあります。M3もそれと同様に2モデルが登場すると考えるなら、10月に登場するのはM3チップのみの13インチMacBook Air、13インチMacBook Pro、24インチiMacになるという予想が有力に見えてきます。
- Source MacRumors