古いバージョンのmacOSを使い続けていてちょっと困ることが、定期的に出現するアップデートがありますというポップアップ表示。
このポップアップ表示を消すには、おとなしくアップデートするか、後で行うから明日再通知するを選択するしかありません。
そして、明日再通知を選択した場合は、また再びこのポップアップ表示が出現します。
アップデートする意思が全く無いユーザーにとっては邪魔なだけなので、このループ状態は解消した方がいいでしょう。
まずは、ソフトウェア・アップデートにあるMacを自動的に最新の状態に保つのチェックを外します。
詳細に進み、アップデートを確認のチェックも外します。
ただし、これをやるとセキュリティアップデートやApp Storeの更新確認されなくなってしまうので、利便性は低下します。
macOS Big Surのアップデートを阻止するには、以下のコマンドをターミナルに入力します。
softwareupdate --ignore "macOS Big Sur"
これでmacOS Big Surのソフトウェア・アップデートだけが無効化されます。
Ignored updates:
(
"macOS Big Sur"
)
Ignoring software updates is deprecated.
The ability to ignore individual updates will be removed in a future release of macOS.
メッセージによると、Appleはソフトウェア・アップデートを無効化することを推奨しておらず、個々のmacOSアップデートを無効化する機能は将来的に削除されるとあります。
そんなことしたら、ますますアップデートを控えるユーザーが増えそうですけどね。
この他、macOS Big Surの自動アップデートをブロックするアプリもあります。
「Big Sur Blocker」はパッケージファイル形式でも配布されているので、誰でも簡単に導入できます。
macOS Big Surのインストーラーが起動したら、自動的にプロセスを終了させてアップデートをブロックしてくれるというスクリプトです。
macOS Big Surにアップデートしたくない場合は、保険として入れておくといいでしょう。
ポップアップの操作で間違えてアップデートを選択してしまっても、最後の最後で阻止してくれます。
アンインストールする場合は、GitHubにあるUninstallの項目にあるコマンドを入力します。
- DownloadBig Sur Blocker