iPhone 12 miniのとある古いアプリにデータを転送しようとして、LightningケーブルでM1 Mac miniと接続したところ、iTunesが無いことに気づきました。
あ、そう言えば、macOS BigSurにはiTunesが無いんだった・・・
というか、macOS CatalinaからすでにiTunesは廃止されていたんですね。これまでmacOS Mojaveをずーっと使ってきていたので、全く気づきませんでした。
ちょっとカルチャーショック。
iTunesの代わりとして、FinderにiPhoneの状態が出るようになっています。
ここから、バックアップやミュージックなどメディアの同期と管理が行えます。
最近はバックアップもiCloudで自動でやれるし、音楽はサブスクが主流でローカルにダウンロードしなくなったしで、iTunesが無くなったのは仕方の無い事とはいえ、無くなるとちょっと困ることもあります。
Finderに統合されたiPhoneのデータ同期機能。
やれることは一通りできますが、アプリのデータ管理についてはあまり使い物になりません。古いアプリは表示すらされなくなっていて、データの同期もできませんでした。
iOSのアップデートや復元、データのバックアップなどはできます。
映画やPodcastの同期もできます。
一応、残してくれてありますが、この機能もいずれ無くなりそうですね。
ファイルという項目では、iTunesのファイル共有と似たようなアプリにデータを転送できる機能があるのですが、古いアプリには対応していないらしく、リストアップされないようになっていました。
肝心の古いアプリが使えないんじゃあ、意味ないなぁ。
iTunesでは、ファイル共有を使ってファイルを転送したり削除することができます。
M1 Macは確かに性能や発熱の面で素晴らしいけど、こういう細かい部分で使いにくさを感じます。macOS Mojaveを入れたIntel Macはしばらく手放さない方がいいかも?