Appleのハイエンドヘッドホン「AirPods Max」を使っていて起こる意外な不具合?
Twitetrに投稿された内容によると、AirPods Maxを使っているとイヤーカップの中に“水滴が付着した”という症状が報告されています。
室温20度の部屋の中で、椅子に座った状態で1時間ほどAirPods Maxを装着した所、イヤーカップの中に水滴が付着していたという話です。
イヤーカップに水滴が付着することで、耳に装着されていることを検出するセンサーが狂ってしまい、正常に機能しなくなったということですが、アップされた写真をチェックすると、イヤーカップの奥の部分にもかなり水滴が付着しているのが分かります。
ここは、あんまり水に濡れないほうが良いんじゃ?
一時的ならともかく、長時間濡れている状態が続くと故障の原因にもなりそうですね。
それにしても、なぜ、イヤーカップの中に水滴が付着するのでしょうか?
考えられるのは“結露”です。
今回の報告の使用環境は室温が20度だということですが、イヤーカップの中の温度はそれよりも下だと考えられるので、人間の体温との温度差は15度以上あることになります。また、人間は常に発汗しているので、密閉性の高いAirPods Maxのイヤーカップの中は結露しやすい条件が揃っています。
この温度差と人間の発汗があれば、室内の湿度が低くても結露は発生します。
結露が発生して水滴が着くというのは、それだけAirPods Maxの密閉性が高いということも意味しますが、今回はその密閉性の高さが仇になってしまった結果ですね。
AirPods Maxの結露を防ぐには?
結露を防ぐには、まず体温とAirPods Maxの温度の差をできるだけ少なくすること。
これは冷たい部屋に置いておいたAirPods Maxをすぐに装着せずに、しばらく暖かい部屋に置いておいて、イヤーカップの素材が温まってから装着するようにしましょう。
また、定期的に取り外してイヤーカップと耳の間にある空気を入れ替えることも重要です。
これは普通のヘッドホンでも同じですね。
特に、新陳代謝が活発で汗っかきの人は、こまめにイヤーカップの中の空気を入れ替えるようにするといいでしょう。
So, uhh... my AirPods Max form condensation after extended use. They’ve never been used in any humid environment. The water gets inside the drivers and has caused ear detection problems. I’ve been wearing them inside sitting at a desk mainly, nothing crazy. Super concerning issue pic.twitter.com/0pWicvxLv9
— Donald Filimon (@donaldfilimon) December 27, 2020
After @donaldfilimon twitted about condensation in his AirPods Max after long use, I checked mine. This pics are taken in Barcelona, Spain, after an hour of use at 20 degrees Celsius room, just sitting and listening to music. My ears are totally dry ;) pic.twitter.com/SI3xtuyFAy
— Manel Soler (@_manelsoler) January 1, 2021
- Via Reddit