AirPodsシリーズのニューモデルは、2024年前半から2025年初頭にかけて登場するようです。このAirPodsシリーズのニューモデルには、新型AirPods Maxと99ドルの低価格AirPodsの噂があります。
現行のAirPodsは、第2世代が129ドル、第3世代が169ドル(178ドル)で販売されています。第2世代よりも30ドル安い99ドルの新型AirPodsは、廉価モデルのAirPods SEという位置付けの製品として予想されています。
1万円前後で購入できる低価格のワイヤレスイヤホンとしては、AmazonのEcho Buds、OPPOのEnco Buds(名前似せすぎ)、GoogleのPixel Buds、AnkerのSoundcoereなどがあり、今はこれらの価格帯の製品であっても、アクティブノイズキャンセリング機能が搭載されているのが普通で、アクティブノイズキャンセリング機能が無い通常のAirPodsにとっては強力なライバルとなります。
- 第2世代・第3世代のAirPodsには、アクティブノイズキャンセリング機能が搭載されていない
というわけで、今回の噂として出ている廉価版のAirPodsにもアクティブノイズキャンセリング機能は搭載されることはまず無いと思いますが、価格が99ドルなら話は別。それなりに売れるモデルになるでしょう。
同じ99ドルでアクティブノイズキャンセリング機能付きの他社メーカー品を買うか、それともAppleのAirPodsを買うか?
多くの人は後者を選ぶと思います。
なぜなら、AirPodsにはAppleのブランド力があるからです。
見ず知らずのオッサンが使い古した臭そうなっていうか確実に臭い(自分で臭って確かめてみよう!)AirPodsでもそれなりの値段で売れてしまうという、普通のワイヤレスイヤホンでは考えられないことがAirPodsでは起こりえます。手放す時のリセールバリューまで考えると、AirPodsは非常に魅力的なワイヤレスイヤホンだといえます。
低価格帯のAirPodsが登場すれば、ライバルモデルにも価格競争が起こることが予想されるので、ユーザーにとってはその波及効果にも期待したいところです。
- Source 郭明錤 (Ming-Chi Kuo)