MicrosoftのクラウドストレージサービスOne Driveが、アップロードできるファイルサイズを100GB→250GBまでに緩和しています。この緩和は1月末頃から始まり、3月末までには一般ユーザーも利用できるようになります。
主にサブスクサービスのMicrosoft 365ユーザー向けの機能として提供されるもので、ファイルサイズが250GBまでのファイルをアップロード可能になります。
高ビットレートの4Kや8K動画、ゲームファイルをzipに圧縮したものなど、かなり巨大なファイルでもアップロードして共有することができます。
ファイルはアップロード時に分割・暗号化され、AzureStorageに保管されます。
ファイルの同期については、変更点のみが同期されるので巨大なファイルでも同期に時間はかからないということです。
クラウドストレージに250GBという巨大なファイルをアップロードする・・・実際にはこれってかなり時間がかかるでしょうね。また、ファイルをダウンロードする時も、作業完了まで何時間もかかるのを覚悟することになります。これはクラウドストレージのサーバー側の速度に左右されるので、自分の回線がいくら速くても意味がありません。
250GBまで緩和されたと言っても、作業効率を考えると分割してアップロード・共有するのがベストでしょう。
単にバックアップデータの保管庫には良いかもしれないけど、複数のデバイスからアクセスして利用するクラウドストレージとして使うなら、これまでとあまり変わらない気がします。
- Source OneDrive Blog