口座を一括管理できるMoneyLook、API化でMacでも使えるように

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MoneyLook API Sync 03

複数の金融機関の口座を一括で管理できるサービス「MoneyLook(マネールック)」。

かなり以前からあるサービスですが、今ではほぼ全ての国内銀行から各種クレジットカード、電子マネーにも対応しています。

かつてはWindows用のソフトウェアをインストールして使うローカルサービスとして提供されていましたが、今はAPIを利用したオンラインサービスに移行しています。オンラインサービスになったことでmacOSからでも利用できるようになったので、Macからも利用してみました。

APIに対応している金融機関の口座は、Macからでも残高更新が行えます。

しかし、Windows用のソフトウェアで更新するインストール版の口座は利用できません。残高更新も取引明細も参照できなくなります。

APIに対応する金融機関は増えてきているので、口座情報をAPI登録に切り替えることでMacでも残高更新が行えるようになります。

MoneyLook API Sync 02

ただし、API方式のクラウド版にも欠点があります。

自動ログインができない事と取引明細が参照できない事です。

自動ログインはボタンをクリックするとブラウザの別ウィンドウが開いてその銀行口座へのログインが自動で行われる機能。利用するにはWindows用のソフトウェアが必要なので、Macでは使うことができません。また、API方式に切り替えた口座でも使うことはできません。これはWindowsでも同じです。

MoneyLook API Sync 01

取引明細については、以前は表示できたように記憶していますが、今はできなくなっています。

というわけで、macOSでも使えるようになったMoneyLookですが、使える機能はAPI方式のクラウド版で登録している口座の残高照会のみということになります。

振込を行ったり、利用明細を過去にさかのぼって閲覧したり、一括取得してcvsやpdfでダウンロードするなどの作業を行うには、その銀行口座のWebサイトに直接ログインする必要があるので、複数の金融機関の残高照会を一覧できるだけでもまだまだ利用価値はあるんじゃないでしょうか。

自動ログインについては、1Passwordを使えばいいし。

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