AirTagの初めてのアップデート
Cnetの記事によると、AppleはAirTagのファームウェアをアップデートして、ストーキングに悪用されると指摘された警告アラームについて機能改善を行ったようです。
AirTagには、アクティベーションした所有者から離れると警告アラーム音が鳴る機能が備わっていますが、3日後に初めて作動するため、3日間はストーカーに追跡されていることに気づくことができませんでした。
この仕様についてワシントン・ポストが記事で揶揄していましたが、それをきっかけに、Appleは機能改善を行ったとみられます。
新しいファームウェアでは、8〜24時間で警告アラーム音が鳴るように変更されており、より早い段階で第三者のAirTagを発見することができます。
ただし、アラーム音の音量については変更されていないようです。
AirTagのアップデートは自動で行われる
AirTagのファームウェアアップデートは自動で行われるようになっているので、iPhoneやiPadのように自分のタイミングでアップデートすることはできません。AirTagをiPhoneの近くに置いておくと、いつの間にかアップデートされているというアバウトなものになります。
AirTagががアップデートされたかどうかを確認するには、AirTagのファームウェアを確認することで可能です。
AirTagのファームウェアを確認する
- 「探す」アプリを起動
- 「持ち物を探す」タブを選択
- AirTagのアイコンを選択
- AirTagのステータスにある「自分が所持中」の下にあるバッテリーアイコンをタップすると、シリアル番号とファームウェアバージョンが表示される
ファームウェアのバージョンを確認すれば、アップデートが行われたかどうかを知ることができます。
- 初期ファームウェアは「1.0.225」
- アップデート後は「1.0.276」
AirTag用にAndroidアプリが今年リリース予定
Appleは、AirTag用のAndroidアプリも開発中で、今年後半にリリース予定とされています。
このAndroidアプリは、AirTagのみならず「探す」アプリで設定したデバイスも検出することができるといいます。
あくまで検出だけに使えるアプリなのか、AirTagのセットアップくらいはできるのか?そのへんの詳しい仕様については今回の記事では言及されていないので、続報待ちとなりますが、AndroidでもAirTagを検知できるようになれば、回収される確率もアップしそうですね。
- Source CNET