9月に登場が予定されている新型iPhoneの名称について、噂通り「iPhone 13」になるか?それとも別の製品名になるか?という論争が密かに沸き起こっています。
順番で言えば「iPhone 12」の次は「iPhone 13」になるのが普通ですが、海外では「13」という数字は不吉とされていて、その不吉な数字を冠した「iPhone 13」は、特定の国のユーザーに好まれないのでスキップされる可能性があるというのです。
13が不吉な数字というのは、ホラー映画「13日の金曜日」でもよく知られている通り。キリストが十字架に磔にされた日が13日の金曜日だったことから、キリスト教を信仰する人にとって「13」はそれを連想させる不吉な数字と忌み嫌われています。
忌み数というやつですね。
英語圏では同様に「9」も不吉な数字とされていて(日本でも“苦しむ”の語呂合わせで不吉な数字とされていますが)、実際に「iPhone 9」は欠番となり、1個飛ばしで「iPhone X」が登場しました。Windowsのバージョンも9は登場せず、8から10にスキップしています。
そういった理由から、忌み数にあたる「iPhone 13」は欠番になるのでは?と言われているわけです。
そんな2021年モデルのiPhoneの製品名はどうなると思うか?を、約3,000人のAppleユーザーへアンケート調査したsellcell.comの記事によると、ちょっと意外な結果が出ています。
忌み数をスキップした「iPhone 14」になると答えた人よりも、シンプルに「iPhone」になると答えた人が多かったのです。世代でナンバリングするのではなく、「iPad」や「iPad Pro」の様にシンプルな製品名に変わるという予想。
これって、確かにありそうですよね。
現在、世代別にナンバリングを冠しているApple製品は「iPhone」と「Apple Watch」だけ。iPadシリーズやMacファミリーはシンプルな製品名になっています。Apple製品に統一性をもたせるのなら「iPhone」と「Apple Watch」も同じ様にシンプルな製品名にシフトする可能性はあります。
以上、iPhoneのナンバリングにまつわる興味深い話でした。
- Source SellCell.com Blog