(image:
Charger Lab)
Apple純正の「MagSafeバッテリーパック」を分解する動画がアップされたので、早速チェックしてみましょう。
まずフタを開けると、コイルの外周にMagSafe用の磁石が並べられており、その下には放熱用のヒートシンクが取り付けられています。Lightningケーブルを接続しながらだと最大15Wの充電ができるので、その際の発熱対策がとられているようです。
見た目や大きさ的に、ちょっとiPodを思い起こさせますね。
そこまで計算してデザインしているのかな?
コイルはロジックボードと一体型になっていて、ロジックボードには制御チップが取り付けられています。11,800円(税込)の価格だけあって、電源周りにはちゃんとした制御チップが使われているようです。
(image:
Charger Lab)
ロジックボードを取り外した一番底には、バッテリーパックが内蔵されています。
(image:
Charger Lab)
バッテリーパックは、iPhoneに内蔵されている物とよく似ています。
1セルではなく2セルで、バッテリー容量は11.13Wh / 1460mAh。
iPhoneに取り付けると厚みが凄いことになる!と揶揄されているMagSafeバッテリーパックの厚みは、11.3mmありますが、この内部構造を見ると、ある程度の厚みにも納得がいきます。
ちなみに重さは113gあります。
これにiPhone 12シリーズの重さをプラスさせると・・・それなりの重さにはなります。MagSafeバッテリーパックで充電しながらiPhone 12シリーズを手に持って使う場合は、そこそこの重さになるのは覚悟した方がいいでしょう。
MagSafeワイヤレス充電にこだわらないのであれば、普通のモバイルバッテリーの方が楽かも?