5000mAhの小型軽量モバイルバッテリー、1週間使ったら良し悪しが分かった

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Anker 5000mahBattery review 01

先日、小型軽量な5000mAhモバイルバッテリー「Anker PowerCore III 5000」を購入。日帰り用のモバイルバッテリーとして、1週間ほど使ってみた率直な感想を述べたいと思います。

とにかく軽くて小さいのがイイ

これまでは10000mAhのモバイルバッテリーを使っていたので、それらと比べると格段に軽くなりました。大きさもカードサイズなので、ポケットに入れても全然気にならず、電車内で充電したい時にもサッと取り出して充電できます。

  • 重さ:113g
  • 大きさ:103 x 63 x 14mm

2ポートあり同時充電もできる

iPhone 12 miniよりも小さいバッテリー本体ですが、USB-CとUSB-Aの2ポートがあり、同時充電もできます。容量は5000mAhと少ない為、同時充電を使う機会はそれほどありませんが、USB-CケーブルとUSB-Aケーブルのどちらも使えるのは便利。

Anker 5000mahbattery 05

USB-AからUSB-Cへの過渡期の製品だから?あと数年後には、この手のモバイルバッテリーもUSB-Cポートのみになるでしょうね。

2ポートで2.4A出力ができる

  • 出力:USB-C, USB-A / 2.4A, 12W

バッテリー容量は少ないですが、出力は安定していて、USB-CでもUSB-Aでも2.4A出力が可能です。

試しに、USB-A to USB-CケーブルでGoPro HERO 10への給電用として使ってみたところ、録画が中断されることなく長時間の撮影ができました。コンパクトですが、出力は同クラスの10000mAhと変わりません。

USB PD急速充電は使えませんが、iPhone用なら2.4Aあれば十分です。

Anker PowerCore III 5000 (5000mAh 小型軽量 モバイルバッテリー) 【 USB-Cポート搭載/PSE技術基準適合 】iPhone 13 Galaxy S20 Pixel 4 その他 各種機器対応 (ブラック)

 Anker PowerCore III 5000

バッテリー本体への充電はちょっと時間がかかる

使っていてちょっと気になったのが、バッテリー本体への充電にそれなりに時間がかかるなということ。

Anker 5000mahBattery review 02

バッテリー本体への充電はUSB-Cポートで行いますが、充電スピードは特に早いというわけではありません。5000mAhしか容量がないのに、フル充電までの時間は小一時間ほどかかります。

バッテリー本体への入力は2Aとなっているので、普通のモバイルバッテリーと同じくらいの充電スピードになります。USB-C接続なのに、microUSB接続と同じ充電スピードというのは、ちょっと残念な感じ。

バッテリー容量が5000mAhと少ないので、バッテリー本体を充電する回数も増えますが、短い滞在時間ではフル充電することはできないでしょう。

製品寿命はやっぱり短い?

バッテリー容量が5000mAhしかないので、バッテリーの製品寿命が気になります。

バッテリーを空っぽになるまで使うのは、リチウムバッテリー的にはよろしくないとされています。iPhoneなどでもそうですが、バッテリーが完全に空っぽになるまで使わずに、20%になったら80%まで充電して使うのが製品寿命的にはベストと言われています。

バッテリー容量が5000mAhだと、1日使うとバッテリーはほぼ空っぽになってしまいます。モバイルバッテリーは使い捨てとはいえ、2年くらいはもってほしいので、あまり空っぽになるまで使わないほうが良さそうだなというのはあります。

  • バッテリー容量が少ない → 空っぽになるまで使う → バッテリーの製品寿命を著しく損なう

仮に、普通に使っていて空っぽになるようなら、バッテリー容量の選択ミスということなので、その場合は大人しく10000mAhを持つか、充電アダプターを一緒に持ち運んで、空っぽになるまでにバッテリー本体を充電するのが良いでしょう。

ただ、小型軽量さと引き換えになる材料としては妥当だと思うので、あまりネガティブには感じません。それどころか、充電アダプターと一緒に持ち運んでも10000mAhのバッテリーより軽いので、結果的にはいいのかなと思います。

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