先日、メイン回線をpovo 2.0にしましたが、とりあえずチャージした3GBぽっちでは到底足りるわけもなく、データチャージ後の速度もそれほど出ていないことが判明したので、追加でチャージして使い続けるのも微妙に感じていました。かといって、すぐにMNPするとブラックリスト入りは確実なので、サブ回線として維持していた楽天モバイルからMNPすることにしました。
MNP先は、お得なキャンペーンが実施されていたLINEMOに。
povo 2.0はとりあえずしょぼめのチャージとギガ活で維持できるので、それで様子見しつつ、LINEMOをメイン回線として使うことにします。
LINEMOのMNP特典
- スマホプラン20GBに新規orMNP:1万円相当のPayPayボーナス
- ミニプラン3GBに新規orMNP:3,000円相当のPayPayボーナス
povo 2.0はeSIMで契約したので、LINEMOはSIMカードで契約しました。SIMカードは手続きをして1〜2日程度で到着したので、そんなに混雑はしていないようです。
LINEMOの特長
- ソフトバンク回線
- LINEのデータ通信はカウントされない
- 5分以内の国内通話が1年間無料のキャンペーンがある
- Yahooプレミアムなどの特典は付かない
- 専用アプリは無くLINEで代用する必要がある
- 支払いはクレジットカードと口座振替
LINEMOには専用アプリが無い
ちょっと意外だったのが、LINEMOには専用アプリが無かったこと。
ahamo、povo、楽天モバイル、UQ mobileなどのサービスには必ず専用アプリが用意されていて、そこからどれだけ使ったか?などの確認が行えますが、LINEMOではWebで確認するかLINEを使って確認することになります。
LINEMOのMy Menuからの確認。
ログインにはソフトバンクIDを作らされますが、本家のマイソフトバンクとは別扱いになっています。
LINEでの確認方法は、LINEMOの公式アカウントと友達になると使えます。トークで「かんたん確認」をタップすると、メッセージで何ギガ使っているかをテキスト表示してくれます。どちらもグラフ表示などは無いので、ちょっと寂しいですね。
LINEMOの良い点
- 室内ではauよりもアンテナが入る
- 僻地でも、場合によってはauよりもアンテナが入る
- 思ったよりも速度が速い
実はあんまり期待していなかったのですが、LINEMOを使ってみると回線の環境が案外良い事に気づきました。まず、室内でもちゃんとアンテナが入ること。
povoだと部屋の奥に行くとアンテナが1本になってしまうことが多く、室内で使う時は微妙な感じでしたが、LINEMOはバリバリ4本入ります。さらに、山奥などの僻地に行った時、場所によってはソフトバンク回線の方が入ることがありました。ドコモもauも入らないような場所でもソフトバンクだけバリバリ入るというケースも稀に存在するようです。(近くにアンテナが立ってるんでしょう)
通信速度については、実際に行ったスピードテストの結果を御覧ください。
LINEMOのスピードテスト結果
深夜のピークタイムでも安定して速度が出ます。
アップロード速度の安定っぷりにも注目。
Ping値は終わってますが。
朝の時間帯。
十分すぎる速度が出ます。
昼のピークタイム。
速度は落ちますが、悪くない。
夕方の帰宅時間のピークタイム。
全然余裕で速度が出ます。
回線速度は時間帯と場所に影響されるので、日本全国で必ずこの速度が出るというわけではありませんが、ahamoやpovo 1.0、povo 2.0と比べて速度が安定して出ている印象を受けました。特にアップロード速度はトップじゃないでしょうか。それだけ利用者が少ない・・・のかもしれませんね。あんまり話題にも上らないし。だからこそ、あえてLINEMOという選択肢は十分あると感じます。
LINEMOを1ヶ月使ってみた感想
通信環境が良く、室内でもしっかりアンテナが入りますし、データ通信速度はpovoよりも出ます。特に、アップロード速度はpovoやahamoよりも速いので、テザリングで作業をするなどの用途にも使えるし、LINEはカウントフリー。デメリット的なものは、専用アプリが無いこと、Yahooプレミアムの特典が無いことくらい。
まさに意外な伏兵という印象のLINEMO。
しばらく使っていきたいと思います。