「ahamo」を皮切りに横並びで登場した20GBの新料金プランと、値下げされたサブブランド、そして楽天モバイル。
この中から最適な移行先を選ぶとすると、どこがベストなのか?
時期的にそろそろ決めないといけないので、真面目に考えてみました。
まずは楽天モバイル。
ここはまず楽天回線のエリア内であることが必須条件ですが、エリア拡大は予定より遅れていて、昨年末のエリアマップの予想図ではエリア内に入っているはずの地域も、3月中旬現在で未だにエリア対象外となっています。
この時点で、メイン回線の候補からは真っ先に外れます。
メイン回線にする必須条件としては
- 速度制限時でも1Mbps
- エリアが広い(田舎でもつながる)
- テザリングができる
この3点は外せません。
auのサブブランドであるUQ mobileはこの条件に当てはまりますが、月額1,628円(税込)の「くりこしプランS」は制限モードの速度が300kbpsと遅いので除外。月額2,728円(税込)の「くりこしプランM」は、データ15GBで制限時1Mbpsと条件は悪くはありませんが、ahamoやLINEMOとの価格差を考えるとあまりお得感はありません。
データの翌月繰越ができる使用用途なら選択肢には入りますけど、5GBの差は結構デカいですよね。
というわけで結局、ahamo、LINEMO、povoの中から選ぶことになります。
少し前にahamoがさらに値下げを発表して、LINEMOは500円の通話プランを1年無料にしてこれに対応しましたが、povoは何も動きが無いので選択肢から除外するとして、現時点で選ぶとすればahamoかLINEMOのどちらか。
ahamo
- 2,980円(税込)
- 20GB
- 5分通話無料
LINEMO
- 2,728円(税込)
- 20GB
- 5分通話無料(1年間)
LINEMOはいい感じにahamoに対抗できていますが、気になる情報としてLINEMOのAPNはワイモバイルと同じというものがあります。実際の回線品質や速度についてはサービスが開始しないと分からないので、なんとも言えませんが、そういう部分を考えると、ahamoがやっぱり強い印象を受けますね。
それに、ここまで価格差が無いと、殆どの人がahamoを選ぶんじゃないでしょうか。
というわけで、本命の楽天モバイルがすくすく育つまでは、ahamoかLINEMOで様子見するのがいいかも。