先日話題になっていた、USB-Cポートを搭載した世界初のiPhoneがオークションサイトeBayに出品され、早くも異常な高値がついています。
11月4日現在の価格は、なんと!978万円。
11月1日に1ドルで出品されたものが、信じられない額まで値上がりしています。オークション終了までまだ6日間もあるので、価格はさらに跳ね上がるでしょう。この金額を見ると、明らかにイタズラ入札のようにも見えますが・・・どうなんでしょうか。
これで実際に売買が成立したら、ちょっとスゴですよね。
こちらのUSB-Cポートを搭載したiPhoneは、ベースがiPhone Xの64GBモデル。
iPhone Xには通常、Lightningポートが搭載されていますが、チップを自作することでUSB-Cポートを搭載することに成功した世界初のiPhone Xとなります。
iPhone Xの64GBモデルは通常価格だと3万円台後半で取引されています。それにUSB-Cポートが搭載されるだけで978万円になる!?という良くわからない状況。ちゃんと動作するUSB-Cポートがあるだけで、ここまで価値が上がるものなのか。
iPhoneへのUSB-Cポートの搭載については、数年前から待望されていますが、Appleは未だにLightningポートを捨てることができずにいます。
iPhoneにUSB-Cポートが搭載されれば、市販のUSB-C接続デバイスやUSB-Cハブで多くの周辺機器との接続もできるようになり、USB-Cケーブルだけで充電ができるので、持ち歩くケーブルも少なくて済みます。
「うわ!Lightningケーブルを忘れた・・・」といった事も無くなるわけです。
ただ、今回のUSB-Cポート搭載魔改造iPhone Xの購入にはいくつか条件というか免責事項があります。
- 初期化、復元、アップデートはしないこと
- 分解しないこと
- 日常利用しないこと
つまり、USB-Cポートを搭載しているものの実用品としては使えないという条件下での出品。それでも1,000万円近くの値段になっているのは、イタズラ入札じゃなければ、かなりクレイジーな富裕層が入札しているのかもしれません。
- Source 世界初のUSB-C iPhone | eBay