Apple MusicのプレイリストをSpotify用に変換して移行するツールとして、前回はとあるオンラインサービスを利用する方法をご紹介しましたが、そちらよりもさらに気軽に利用できるWebサービスがありましたので、ご紹介します。
「Playlistor」というサービスで、Apple Music→SpotifyまたはSpotify→Apple Musicでプレイリストを変換することができます。
- ユーザー登録なしで使える
- 無料で使える
利用するのにユーザー登録は必要無く、Apple Musicアカウントとの連携も必要無し。怪しいアプリのインストールも求められない、純然たるオンラインサービスです。
- 変換後のプレイリストは、自分のプレイリストとして移行されない
という特徴はありますが、サクッと変換できるのでオススメです。
Apple MusicのプレイリストをSpotifyに変換する
使い方は簡単で、Apple Music(またはSpotify)のプレイリストのURLを入力して、変換ボタンをタップするだけ。
今回は、Apple MusicのプレイリストをSpotifyに変換してみます。
Apple Musicのプレイリストを開き、右上の…からメニューを開いて「プレイリストを共有」をタップ。
すると、共有メニューが開きます。
コピーを選択してタップ。
これでプレイリストのURLがコピーされました。
![AppleMusicPlaylist_to_Spotify_Convert-04.png AppleMusicPlaylist to Spotify Convert 04](https://ipod.item-get.com/img/22/01/AppleMusicPlaylist_to_Spotify_Convert-04.png)
ブラウザでplaylistor.ioを開いて、先程コピーしたURLを貼り付け。
Convertボタンをタップ。
自動的にプレイリストの内容が取得され、変換処理とSpotifyへのインポートが行われます。
変換が完了したら、SpotifyのプレイリストURLが表示されます。
出力されたURLをタップして、Spotifyで開きます。
これで、Apple Musicのプレイリストの楽曲がSpotifyでも聴けるようになりました!
異なるサービスですが、Apple MusicとSpotifyは配信されている楽曲が似ているので、殆どのプレイリストは上手く移行されると思います。
ただし、こちらのサービスを利用して移行した場合、プレイリストは自分のアカウントに作成されません。Playlistorというアカウントのプレイリストとして作成されます。いつでも開けるように、プレイリストにあるハートアイコンをタップして、お気に入りに登録しておきましょう。
自分のプレイリストのみならず、Apple Musicによって作成されている公式プレイリストなども変換することができます。
気に入ったものがあれば、Spotifyに移してみるのもいいでしょう。
という感じで、かなりお手軽に使えるApple Music / Spotifyプレイリスト変換サービス。ログインやユーザー登録が面倒だという人にはピッタリですね!
この手の良心的なWebサービスは、サーバー費用やドメイン更新料を苦に1年〜2年ほどでサイトごと消失してしまう場合もありますが、こちらのサービスはオープンソースでGitHub - akornor/playlistorでソースコードが公開されているので、そちらを入手しておけばローカル環境で実行することも可能です。
- Source Playlistor