54gと軽量のGoPro HERO 10 Bonesは、ドローン専用の特殊なモデル

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待望の軽量GoPro HEROが登場したけど、これはちょっと違うやつでした。

こちらは、GoPro からひっそりと発売されたHERO 10 Black Bonesというニューモデル。HERO 10 Blackベースでありながら、重量は54gとめちゃくちゃ軽い!

もしかして、これってHERO Session(サイコロみたいな形の小型GoPro)の代わりになるのでは?と期待してしまいましたが、実は、このカメラはFPVドローン専用のカメラとなっていて、普通のGoPro HEROとは違うやつでした。

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FPVドローンとは、キットで販売されているラジコン路線のドローンのこと。カーボン製のフレームにモーターとプロペラが付いていて、主にレースに用いられるドローンです。自作ドローンのようなもので、フレームや基板、バッテリーパックなどはむき出し。DJIのドローンのようにカメラも付いておらず、撮影用にはGoProをマウントするのが一種の定番となっています。

今回登場したHERO 10 Black Bonesは、電源供給をFPVドローンのバッテリーからとることで、GoPro HERO本体のバッテリーを必要とせず、54gという軽さを実現しています。

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カメラ性能はHERO 10 Blackと同等で、手ブレ補正のHyperSmooth 4.0も使えますが、本体の外装は軽量化のために骨抜きされていて、防水性はありません。そのため、通常のGoPro HEROのような使い方は不可能。また、電源供給ケーブルのはんだ付けが必要となり、導入の敷居も少し高め。かなり特殊なGoPro HEROになります。

HERO 10 Black Bones

  • 米国のみで販売
  • 電源供給の為のはんだ付けが必要
  • HERO10 Blackと同じ1/2.3インチイメージセンサーとGP2を搭載
  • ビデオ解像度:5.3K60、4K120、2.7K240
  • HyperSmooth 4.0ブレ補正
  • 防水性無し
  • 外部出力用のUSB-Cポート無し

電源供給をFPVドローンからとってるだけなので、それをクリアできれば、ドローンじゃなくても使えそうですが、そこまでするなら通常のHERO 10 Blackのバッテリーを抜いて、USB PD対応バッテリーから電源供給して使う方が現実的ですね。

GoPro HEROのコンセプトからはズレますが、このモデルをベースにして、耐水性も耐衝撃性も無いけど、とにかく軽量というモデルが登場すれば、それはそれで需要がありそうですけど、どうでしょうか。

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