めっちゃ小型!DJIのAction 2はHERO Sessionの再来となるか?

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DJIが近く発売する予定のアクションカメラ「Action 2」の実物写真がリークされました。以前、マニュアルがリークされており、これで本体像とスペックが明らかになりましたが、これはかなり期待できるかも!?

「OSMO Action」の後継モデルとなりますが、ネーミングがシンプルに「Action 2」となったようです。そして、ネーミングだけじゃなく、見た目もかなりシンプルに変わり、非常にコンパクトになりました。

大型化していくGoPro HEROとは逆ベクトルへの進化で、まるでGoPro HERO Sessionのようです。DJIのOSMO Pocketシリーズと同様にコンパクトさを重視した進化は、GoPro HEROの大きい・重いという不満点を上手く突いているように感じます。

まず、気になるのが本体サイズですね。

本体サイズは39 x 39 x 22.3mm。めちゃくちゃ小さいです。

そして重さも56gと軽量です。

今回のリークを行っているKonrad Iturbeさんが、他のアクションカメラとの比較写真をアップしているので、そちらを見ると一発でどのくらいの大きさかが分かります。

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めっちゃ小さい!

HERO 10の半分くらい、というかレンズ部分くらいの大きさで、HERO Sessionとほぼ同等。

HERO SessionシリーズはHERO 5 Sessionを最後に消滅してしまったので、その穴を埋める小型のアクションカメラ需要にピッタリのモデルになりそうです。

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前モデルのOSMO Actionとは全く違いますね。

この形状と大きさ。まるで、ドローンに搭載するために開発されたかのようにも思えます。

自作というかキットで組めるラジコンドローンという分野があるのですが、それらのドローンは、フレームにモーターとプロペラと送信機が付いているだけのシンプルなもので、カメラが搭載されていないので、後付でGoPro HEROを取り付けて空撮を行います。GoPro HEROシリーズからSessionが無くなりHERO 9から大型化してきたので、現在は小型軽量なInsta Go 2などが人気となっています。今回のAction 2も、その代わりとして人気になるでしょう。

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本体はカメラレンズが中心となっていて、底の部分にある端子は純正オプション品との接続で使われます。本体上部には電源・録画ボタンがあり、本体横に内蔵マイク、本体裏にタッチスクリーンが搭載されています。

DJI Action 2(MC211)の主要スペック

  • 本体サイズ:39 x 39 x 22.3mm
  • 重さ:56g
  • カメラ:12MPカメラ155度 広角レンズf/2.81/1.7 CMOSセンサー
  • 動画:最大4K@60fps最大ビットレート130Mbps
  • 手ブレ防止:電気式スタビライザーRockSteady 2.0HorizonSteady(水平維持)
  • 写真:4000 x 3000 px
  • ズーム:4倍デジタルズーム
  • 画面:1.76インチ タッチスクリーン
  • 内蔵ストレージ:32GB
  • microSD:最大256GBまでサポート
  • バッテリー:580mAh
  • バッテリー駆動時間:70分(パワーモジュール利用時180分)
  • 防水:本体のみで10m防水(ハウジングケースで60m防水)

残念な部分としては、本体だけでは拡張性が乏しいこと。

それを補うオプション品として、パワーモジュールやフロントタッチスクリーンモジュールが用意されています。

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Action 2パワーモジュール

  • サイズ:39 x 41.6 x 24.6mm
  • 重さ:64g
  • バッテリー:1300mAh
  • 端子:USB-C
  • スロット:microSDカードスロット

パワーモジュールは、Action 2と磁力で吸着して電源供給を行う外部バッテリーのようなもので、

充電用のUSB-CポートmicroSDカードスロットも搭載されており、長時間撮影を行うには、まずこれを取り付ける必要があります。USB-Cポートは充電用と明記されており、外部マイクが接続できるかどうかは現時点では不明です。

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パワーモジュール接続時。

GoPro HERO 9から大きく重くなった原因の1つがバッテリーの大型化ですが、このAction 2では、バッテリーを別体式にすることでコンパクトな本体を実現。必要ならモジュールを接続して使えという仕組みをとっています。

ただ、Action 2本体とパワーモジュールを合計した重さは120g本体の高さは80.6mmになり、それほどコンパクトでもなくなります。そこそこ大きくて重量も増しますね。GoPro HERO 5 Sessionの実質的後継モデルとして、めっちゃ期待した最初のインパクトはやや薄れた?

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フロントタッチスクリーン モジュール

自撮り用のフロントタッチスクリーンを取り付けるモジュール。スクリーンは有機ELで、内蔵マイクでステレオ録音ができる。バッテリー内蔵で、バッテリー駆動時間が70分→160分に延長される。

  • 4個のマイクでステレオ録音
  • オーティオズーム
  • 指向性オーディオ
  • バッテリー駆動時間160分

本体はシンプルだけどモジュール式でちょっと特殊な仕様。これ一台で全ての撮影を行うのはちょっと無理っぽい。でも撮影できる映像が良ければ、サブカメラとして活躍するでしょう。

GoPro HERO 10と比較した場合、ビットレートは100Mbps→130Mbps、カメラは23MP→12MP、F値は非公開→2.8で、勝っている部分もあれば負けている部分もある感じ。F値2.8というのはiPhone 13 Pro Maxの望遠レンズと同じ。なので暗所撮影には向いていませんが、GoPro HERO 10自体が暗所撮影が全くできないF値(だから非公開)なので、それと比べると幾分マシかも・・・というレベル。

すでに一部のネットショップでは商品ページも登場しているので、発売も近く行われるでしょう。

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