Netflixに新しく、低価格で利用できる「広告付きのベーシックプラン」が追加されました。
これまであったベーシックプランよりもさらに安いプラン。月額790円で利用することができます。
ベーシックプランとの違いは広告が入ること。映画やドラマの視聴前または視聴中に広告が入る、ライセンスの関係で一部の作品は再生することができない、ダウンロード視聴ができないといった制限があります。
ベーシックプランよりもさらに200円安くなるので、月々のサブスク費用をとにかく節約したいという人におすすめです。
広告付きベーシックプラン
- 月額790円
- 解像度720p
- 1台のデバイスでのみ再生可能
- 視聴前もしくは視聴中に広告が表示される
- ダウンロードしてオフライン再生はできない
- 一部の作品はライセンスの関係で視聴できない
少し制限はあるものの、価格は魅力的です。
どのプランがいいかな?
今回追加された広告付きベーシックプランは、画質と解像度がベーシックプランと同じということで、スマホやタブレットで見るだけなので、そこまで画質を気にしないユーザー層には選択肢の1つに入ると思います。
それぞれのプランの機能を比較した表がこちら↓
(image: netflix)
出先や移動中にオフライン再生を使わないのであれば、ベーシックプランからさらにケチって広告付きも選択肢としてはあり。ただ、どうしても観たい作品がある場合は、スタンダードプランで1ヶ月だけ契約する方が満足度は高いでしょう。その後で、そこまで観たい作品が無いけど契約を継続するかなという感じなら、広告付きベーシックにプランを変更して節約するという使い方が良いと思いますね。
(image: netflix)
Netflixはオリジナル作品ばかりなので、それが合うかどうかで評価が別れます。
そのオリジナル作品も1本当たると模倣する作品が続々と出てきて、サムネまで真似てたりして、なんだかな〜という感じで食傷気味ではありますが、最近観て面白かったNetflixオリジナル作品では、『サイバーパンク エッジランナーズ』と『Sweet Home』の2作品です。
『Sweet Home』はウェブトゥーンが原作の韓国ホラードラマです。ウェブトゥーンというのはデジタルコミックのことで、『梨泰院クラス』もその1つ。かなり勢いのある界隈ですが、その中でもホラー系は一定の人気があるようで、似たようなコンセプト(ゾンビ系)の韓国ドラマが数ある中、『Sweet Home』だけは割と楽しめました。
ストーリーは、ボロアパートの外にいきなり異世界から化け物がワラワラと湧いてきてボロアパートに籠城するという、まるで『ミスト』のような内容ですが、クリーチャーデザインがユニークかつリアルで、『ベルセルク』の触を実写化したかのようなヤバい雰囲気もあり引き込まれます。序盤だけはかなり面白いので、シチュエーションホラーが好きな方におすすめです。
(image: netflix)
ティーン向けドラマでは、『転校生ナノ』というタイのドラマがあります。なんとなく伊藤潤二の『富江』をモチーフにしているような演出もあり、後味があんまり良くなかったり嫌悪感のあるシーンが多めですが、タイのドラマなのでちょっとした新鮮味があります。1話完結ものなので、3話くらいで見るのやめましたけど。
というわけで、『サイバーパンク エッジランナーズ』と『Sweet Home』だけ観るだけでも価値があるNetflixですが、無料の1ヶ月トライアルはやっていないので、今回追加された広告付きベーシックプランで激安体験するのもいいんじゃないでしょうか。