中国版のiOS 16.1.1で実装されたAirDropの10分制限。
当初、日本版のiOS 16.1.1ではこの設定は見当たりませんでしたが、いつの間にか実装されていました。
iOS 16.2のAirDropの設定がこちら。
「すべての人」から「すべての人(10分間のみ)」という項目に変わっています。
AirDropの受信設定で「すべての人」を選択しても10分間の時間制限が設けられることになるので、10分を超えるとAirDropで受信することができなくなります。
この変更による弊害は・・・特にありません。
そもそも、AirDropの受信設定を「すべての人」に設定するメリット自体が皆無で、むしろAirDropを使って不適切な画像を送りつけられるAirDrop痴漢と呼ばれる行為の被害に遭うデメリットがあるので、これを機に、AirDropの設定を見直してみることをおすすめします。
AirDropの受信設定は「連絡先のみ」にしておくのがベスト。
中国でAirDropの10分制限が追加された経緯については、以前の記事にあります。
この設定が導入された経緯は情報統制だとしても、結果的にセキュアだということで他国のiOSにも実装されることになったのでしょうか?それとも、中国版だけだと流石にあからさますぎるので、世界中のiOSに実装することでカムフラージュしたのか?どちらにしてもAirDropを利用する上で何の支障も無いので、今後もAirDropを多用しまくっていきましょう。