(image: KOMO News)
ワシントン州のモールで、エスプレッソマシン店のトイレの壁に穴を開けて隣接するAppleストアに侵入した泥棒が、約50万ドル相当のアップル製品を盗むという映画やドラマのような事件が起きました。
事件はモールの閉店中に発生。Appleストアの従業員が翌日出勤して初めて盗難に気づいたということです。被害は iPhone、iPad、Apple Watchなど約50万ドル相当（日本円で約659万円）。
エスプレッソマシン店とAppleストアは隣接してはいましたが、トイレの真裏からAppleストアに繋がるとは誰も想像すらしておらず、大胆な泥棒の手口に驚いているといいます。
泥棒は複数でエスプレッソマシン店の玄関ドアをこじ開けて侵入し、トイレの壁に24×18インチの穴を開けて、そこからAppleストアに侵入しており、計画された組織犯罪のようだと警察は述べています。
ニュース動画をみると、トイレの壁にピンポイントで穴を開けているので、エスプレッソマシン店のトイレからAppleストアに繋がっているという間取りを熟知している人物が犯行に関わっていないと到底無理な計画のように思えます。例えば、ドラマ「プリズン・ブレイク」のマイケル・スコフィールドのように、建設時に関わっていた人物とか？
配管も配線も通っていない壁で、なおかつ隣のAppleストアにぶち抜きで繋がるポイントだけを切り取っているわけですから、外部の人間だけじゃ絶対無理ですよね。ケイパー映画とかでよくあるパターンですけど、メンバーの中に内部関係者がいるんでしょうね。
事件の起きたAlderwood Mallは、写真で見るとかなり大きくて豪華なモールなのに、警備がビニールハウス以下なのと壁が石膏ボードでスカスカなのがちょっとイメージ狂うかも。
