2024年に登場するiPhone 16 Proについて、アナリストのMing-Chi Kuoさんがサプライチェーン目線から言及しています。
iPhone 16 Proのディスプレイサイズは、iPhone 14 ProやiPhone 15 Proの6.1インチよりわずかに大きくなるということです。これについては、先日、DSCCのRoss Youngさんもツイートしていて、具体的には0.1インチ大きくなると言われています。
- iPhone 14 /15 Pro:6.1インチ(2,556 x 1,179 px, 460ppi)
- iPhone 14 /15 Pro Max:6.7インチ(2,796 x 1,290 px, 460ppi)
- iPhone 16 Pro:6.2インチ
- iPhone 16 Pro Max:6.8インチ
わずか0.1インチですが、これにより内部にスペースができることで、6.2インチのiPhone 16 Proでもペリスコープレンズが搭載できるようになるといいます。望遠カメラとしてのペリスコープレンズ搭載は、iPhone 15シリーズでは筐体の大きなiPhone 15 Pro Maxのみとなっていますが、iPhone 16シリーズではiPhone 16 Proにも搭載されることになり、機能面での大きなアップデートとなりそう。
また、WWDC 23で発表されるMRヘッドセットの後継モデルについても言及されています。第2世代となるMRヘッドセットは、iPhoneのようにハイエンドモデルとローエンドモデルの2つのバージョンがあり、2025年に登場する予定。
Appleは、この2025年モデルでMRヘッドセットを一気に普及させる狙いがあるようで、生産台数は2023年モデル(第1世代)の約10倍と見込まれています。
2024年登場のiPhone 16 Proのペリスコープレンズや、2025年登場の第2世代 MR ヘッドセットのパーツなど、今後登場するApple製品のサプライチェーンとして、Cowell Electronicsが主要サプライチェーンに躍り出ることになると予想されています。
- iPhone 16 Proと16 Pro Maxは0.1インチ画面が大きくなる
- iPhone 16 Proにもペリスコープレンズを搭載
- 第2世代のMRヘッドセットが2025年に大量生産予定
- ハイエンドモデルとローエンドモデルの2タイプあり
- Source 郭明錤 (Ming-Chi Kuo)