iPhone 15シリーズの生産に向け、A17チップとA16チップの出荷数が増加

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Apple A17チップについてのプレスリリースをDSCCが発表しています。

DSCCはスマートフォン用のディスプレイサプライチェーンに関する情報だけ発信しているものだとばかり思っていたのでちょっと意外なプレスリリースですが、スマートフォンの主要SoCの出荷に関する内容になっていて、その予想によると、3nmプロセスで製造されたA17チップは7月から出荷が開始されており、8月中にはスマートフォン向けSoCで最も出荷数が多くなると予想されています。

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(image: DSCC)

出荷が落ち着いていたA16チップも8月にかけて出荷数が多くなりますが、それらに反比例する形でA15チップの出荷数は減少すると予想されています。

A17チップはiPhone 15 Proと15 Pro Maxに搭載、A16チップはiPhone 15と15 Plusに搭載されることになっており、これらのモデルの大量生産が7月〜8月に開始されることから出荷数は増加。もうすぐ旧モデルとなるiPhone 14と14 Plusに搭載されているA15チップは、6月を境に出荷数が減少しています。

A15チップ搭載モデル

  • iPhone 14
  • iPhone 13
  • iPhone 13 Pro
  • iPhone SE 3

A16チップ搭載モデル

  • iPhone 15
  • iPhone 14 Pro

A17チップ搭載モデル

  • iPhone 15 Pro

現在、Appleストアでは旧モデルとしてiPhone 12とiPhone 13がラインアップされています。順番でいけば、iPhone 15が登場するとiPhone 12が販売終了となり、iPhone 13とiPhone 14が旧モデルとして1万円ほど値下げされて販売継続されることになります。A15チップ搭載モデルが主力から外れるということで、A15チップの生産数は絞られるというわけです。

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