AirTagの後継モデルが開発されるかも?
そんな予想をアナリストのMing-Chi Kuoさんがたてています。
AirTagは、Apple初のスマートタグとして2021年4月に登場しました。
スマートタグ(忘れ物防止タグ)という分野の製品は、GPS追跡装置とは違って本体にはGPSを搭載しておらず、スマートフォンの位置情報を使うことで、おおよその場所を把握することができます。
AirTagはGPSを使わないので、SIMカードを契約する必要はなく、維持費はほぼ0円というコストパフォーマンスの高さから密かに人気商品となり、発売された2021年には2,000万個が出荷。2022年には3,500万個が出荷される見通しとなっています。
AirTagの1個3,800円という価格は、一般的なスマートタグの価格よりも1,000円ほど高くなりますが、「iPhoneの位置情報を使える」という強みがあるので、iPhoneの普及率が高い日本国内においては、かなり安定して使うことができ、実際に使ってみるとこの価格にも納得がいきます。
カバンやキー、自転車、バイク、車などに取り付けるといった通常の利用方法から、ストーカーに悪用されるなどの報告もありますが、今後もこの調子で出荷台数が増え続けるようなら、後継モデルの開発も行われるだろうと予想されています。
AirTag, which has not received much attention, has gradually grown in shipments since its release. Shipment estimations of AirTag reach about 20 mn & 35 mn units in 2021 & 2022, respectively. If AirTag shipments continue to grow, I believe Apple will develop the 2nd generation.
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) June 19, 2022
ただ、AirTagはすでに完成形に近く、後継モデルの登場はあまり期待されていないというのと、アップデートのタイミングで製品価格が値上げされないかなという懸念もあるので、もうしばらくは今の状態(製品仕様・価格)を維持してくれたほうが、ユーザー的には嬉しいですね。<
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