M3とM3 Maxに続いて、M3 Proチップを搭載するMacBook Proのベンチマークスコアも出てきました。
M3 Proチップは、M3ファミリーの真ん中に位置するミドルクラスのSoCで、最大構成では12コアCPU / 18コアGPU / 36GB RAMを内蔵しています。ミドルクラスといってもかなりの高スペックとなり、価格も14インチで328,800円(税込)からと、いわゆるMacBook Proの価格帯になります。
今回公開されたベンチマーク結果は、その12コアCPUのM3 Proチップを搭載するMacBook Proで行われたものです。
- シングルコア:3035
- マルチコア:15173
シングルコアはM3チップと同等。 マルチコアのスコアは、8コアのM3チップが11694、16コアのM3 Maxが21084となっていて、12コアのM3 Proが15173という結果に意外性はありません。
M3チップとの大きな違いはCPUコアの数より、GPUコアの数やメモリ帯域幅とRAMの容量といった部分で大きく違っているため、全体的なパフォーマンスはM3チップ搭載モデルよりも大幅に上回ります。かといって、M3 Maxとなると価格的にちょっと手が出せないレベル(538,800円〜)になってしまうので、現実路線でのハイスペックモデルとしては、M3 Proチップ搭載MacBook Proがちょうど良いモデルとなりそうです。
- Source Geekbench