iPhone向けのアンダーディスプレイカメラ(アンダーパネルカメラ)の開発が始まったと伝えられています。
TheElecの記事によると、サプライチェーンはLG Innotekで、2025年秋に登場するiPhone 17 Proへの採用に向けての開発に着手したということです。
アンダーディスプレイカメラは、その名の通りフロントカメラモジュールをディスプレイの下に埋め込むことで、カメラレンズの穴をディスプレイに開けることなくフロントカメラを搭載できる技術。
完全なフルスクリーンディスプレイを実現できますが、カメラレンズに到達する光の量が従来のフロントカメラよりも少なくなるため、明るさや画質が低下します。そのネガティブな一面を補うために、プリズムを4重にして光透過率を効果的に高めて対応するといわれています。
このアンダーディスプレイカメラは2025年モデルのiPhone 17 Proから搭載される予定で、カメラ穴の無いディスプレイでFace IDが使えるようになると予想されています。
アンダーディスプレイカメラはLGディスプレイも開発中で、こちらはフロントカメラがある部分に透明な素材を使用するようです。
ノッチ → パンチホール → アンダーディスプレイという具合に、フロントカメラ周りのトレンドが移り変わっていくことになりますが、生体認証はFace IDのままで変更は無いようです。
- Source The Elec