Vision Proのローンチに専用アプリが600タイトルがリリース、iOS/iPadOSもそのまま動作

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VisionPro AppStore 2

Apple Vision Proの発売にあわせて、Vision Pro向けに作られた600タイトル以上の新しいアプリケーションが発表されました。「空間アプリケーション」と名付けられたVision Pro専用アプリは、Vision Pro内のApp Storeからダウンロードすることができます。

また、Vision Proは既存のiOSアプリやiPadOSアプリとも互換性があり、そのまま動作します。ローンチの時点で600タイトルもの専用アプリと、既存のiOS / iPadOSアプリが使えるというのはかなり大きなアドバンテージとなりそうです。

VisionPro AppStore 3

  • Vision Pro向けのアプリが600タイトル以上リリース
  • iOS / iPadOSアプリもそのまま動作する
  • アプリの操作は、目と手と声で直感的に行える
  • Apple TV+アプリでは、200タイトル以上が180度3Dビデオを8K画質で楽しめる

無限キャンバス

Vision Proの目玉機能としては、作業スペースを拡張できる「無限キャンバス」があります。

VisionPro AppStore 1

普通のMRヘッドセットなら、VR動画をある程度観るだけで飽きてしまいますが、Vision Proは数々のアプリが動作するということで 、実用面での活用にも期待ができます。

  • アプリのウィンドウを任意のスケールで並べて表示できる
  • マルチタスクの作業に最適
  • 入力デバイスは、Magic Keyboard と Magic Trackpad を組み合わせることができる(Bluetoothデバイスならなんでも使えそう)
  • Mac Virtual Display を使用して Mac での作業を Vision Pro に組み込むこともできる

要は、マルチディスプレイの代わりとしてVision Proを使えるというものですが、Vision Proの強みは、iOSアプリやiPadOSアプリと互換性があることと、Macとの連携が行えるということです。

AirPods Proなどのイヤホンを装着することで、仮想空間に完全に没入した状態で作業を進めることができるので、(人目を気にしなければ)騒々しい場所でも集中して作業できるというメリットもあります。

デメリットとしては、「目が疲れる」「長時間の装着はキツい」という点があります。

ディスプレイがどんなに高解像度になったとしても、ゴーグルのように装着しなければ使えないMRヘッドセットは、体への負担がどうしても出てくるので、単純にマルチディスプレイの代替にはならないかもしれませんが、高解像度な仮想空間での没入感は、近未来的な作業スペースとして魅力的に映ります。実際は装着してみないとわかりませんけどね。

VisionPro AppStore 4

MRヘッドセットは体質的に合う合わないがある製品なので、iPhoneのように一般的に普及するのは難しいでしょう。しかし、将来的にAIが実装されれば、なかなか面白いデバイスになりそうです。

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