5月15日に発売されたiPad Air 6に搭載されているM2チップ。
そのGPUコアについて、発表時のコア数よりも1つ減っていて、ひっそりと仕様変更されていたことが指摘されています。
まず、5月7日に発表された際のAppleニュースリリース。
「M2チップは、より高速な8コアCPUと10コアGPUを搭載し、iPad Airのパフォーマンスをさらに大幅に向上させます。」と記載されています。
そして、現在のiPad Air 6の仕様詳細ページ。
こちらには「9コアGPU」と記載されており、発表時と比べてGPUコアが1つ減っていることがわかります。
M2チップのGPUコアは最大10コアの設計。 2022年モデルのMacBook Airに搭載されているM2チップには、8コアGPUと10コアGPUのバリエーションがあります。
iPad Air 6に搭載されているM2チップは、この10コアGPUのM2チップをベースに改良されたものであるとみられますが、発熱またはパーツ供給など何らかの理由によりGPUコアが1つ無効化されていることが考えられています。
とはいえ、M2チップはタブレット端末にとっては十分に高性能なSoCであり、GPUコアが1つ無効化されていたとしても体感できるほどの差はないでしょう。