新発売されたM4 iPad ProとiPad Air 6には、バッテリー寿命を延ばすために80%以上充電しない設定が可能な「バッテリー充電の最適化」機能が実装されています。
この設定はiPhone 15で初めて導入されたもので、バッテリーの充電を 「最適化」「上限 80%」「なし」 から選択することができます。
「上限 80%」を選択した場合は、バッテリー残量が80%になったところで充電が自動的に停止します。
これは、過充電によるバッテリーの劣化を防止する機能ですが、バッテリーパックの大きなiPadにはこれまで実装されていませんでした。
その一方で、iPadよりバッテリーパックが大きいMacBookシリーズでは、「バッテリー充電の最適化」が以前から実装されていて、80%を超えると一旦充電が停止するように設定することができます。これは、充電しながら利用するユーザーが多いためだと思われますが、M4 iPad ProとiPad Air 6でも同様に、上限を80%に設定することで、充電しながら作業を行った際のバッテリーへの負荷が軽減されることになります。
なお、このバッテリー最適化機能は新しいモデル(M4 iPad Pro, iPad Air 6)に限定されており、古いiPadでは利用することはできません。