iPhone 16シリーズ、メインカメラはそのままで「超広角カメラ」がアップデート

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9月10日に開催されるAppleイベントで発表が噂されているiPhone 16シリーズ。革新的な機能が期待される中、発表に先駆けてカメラの仕様詳細が明らかになっています。

まず、通常モデルのiPhone 16とiPhone 16 Plusに搭載されるカメラですが、こちらは斜めレイアウトから縦レイアウトに変わりました。メインカメラとなる「広角カメラ」はiPhone 15と全く同じですが、「超広角カメラ」がわずかにアップデートされ、f値が2.4から2.2になり暗い場所での撮影品質が向上しています。

さらに、通常モデルとしては初となるマクロ撮影にも対応しているようです。

iPhone 16 / iPhone 16 Plus

  • メインの「広角カメラ」は2026年モデルまで変更無し(48MP, f/1.6, 光学ズーム2倍)
  • 「広角」と「超広角」の2つのカメラで縦レイアウト
  • 超広角カメラ」は、f/2.4からf/2.2にアップデート、センサーへの光の取り込み量が増え、暗い場所での写真やビデオ撮影の品質が向上
  • プロモデル以外のiPhoneとして、初のマクロ撮影機能をサポート

通常モデルのカメラ性能は、Proモデルより数世代ほど遅れている感があるものの、超広角カメラが暗所撮影に強くなったのとマクロ撮影対応はiPhone 16の大きな魅力となるでしょう。

iPhone 16 Pro / iPhone 16 Pro Max

  • iPhone 16 Proにも「5倍望遠カメラ(12MP, f/2.8)」が搭載され、iPhone 15 Proの3倍望遠カメラからアップデート
  • メインの「広角カメラ」は、iPhone 15 Proから変更なし(48MP, 絞りf/1.78, 2倍の光学ズーム)
  • 超広角カメラ」は12MPから48MPに大幅アップデート
  • どちらのProモデルもドルビービジョンHDRで3K@120fpsのビデオ撮影をサポート

iPhone 16 Proの注目ポイントは、「望遠カメラ」が5倍にアップデートされたこと。これはiPhone 15 Pro Maxと同じとなります。メインの「広角カメラ」には変更がありませんが、「超広角カメラ」は48MPへと大幅にアップデートされ、メインカメラと同じ画質でワイド撮影ができるようになっています。

iPhone 16シリーズのカメラのその他の変更点

  • カメラ撮影用に「キャプチャボタン」を搭載
  • 押してカメラのシャッターとして利用できる他にも、スワイプして別のアクションを行うこともできる
  • 新しい「JPEG-XL」というフォーマットに対応

「JPEG-XL」は、WebPやAVIFなどの画像フォーマットと競合する次世代の画像圧縮フォーマット規格で、以下のような特長があります。

  • 高い圧縮率:従来のJPEGと比べて、同じ画質でファイルサイズを約半分にできる
  • 広色域とHDRのサポート:JPEG-XLは、広色域とハイダイナミックレンジ(HDR)をサポートしている
  • アニメーションとアルファチャンネル:アニメーション画像やアルファチャンネルもサポート

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