iPhoneのiCloudへのバックアップ機能は、iOS 8以前を実行しているデバイスでまもなく機能しなくなります。
Appleサポートドキュメントによると、2024年12月18日よりiPhoneのバックアップにはiOS 9以降が必須条件となることから、期日までにiOS 9以降にアップデートしなかった場合は、iCloudに新しいバックアップは作成できなくなり既存のバックアップデータにもアクセスできなくなるということです。
ここで気になるのが、iOS 8以前のバージョンを使っているiPhoneってどのあたりのモデルなのかということ。現在はiOS 18ですから、軽く見積もって10年以上前のバージョンということになります。
iPhone 6の購入時のバージョンがiOS 8なので、iPhone 6, iPhone 5s, iPhone 5, iPhone 4[s], iPhone 4といった今となってはエモいモデルが対象となります。さらにそれらのモデルで、iOSをアップデートせずにそのまま使っているユーザーのみが該当する問題となります。
iPhone 5あたりのスペックでは、iOS 10にしてしまうと動作がモッサリしてしまった記憶があるので、あえてiOS 8.xでアップデートせずにそのままiPodとして使っている物持ちのいいユーザーも世界には少なからずいるということでしょうか。
iCloudバックアップが対応しなくなるだけで、FinderまたはiTunesを使ってローカルにバックアップすることは今後も可能です。
- Source Apple サポート (日本)