M4チップはCPUコアの処理能力が飛躍的に向上、M3から24.8%も性能アップ

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M4 ipadpro geekbench

M4チップのCPUベンチマークスコアがGeekbench Browserに掲載され始めました。新型iPad Proの1TBまたは2TBモデルを使ったベンチマークテスト結果になります。

  • クロック周波数:4.40 GHz
  • シングルコア:3810
  • マルチコア:14541

このモデルのM4チップに搭載されているCPUコアは10個で、これまでのMシリーズチップでは最もコア数が多くなりますが、注目すべきはシングルコアの処理能力の高さ

シングルコア マルチコア
M4 (10コアCPU) 3810 14541
M3 (8コアCPU) 3053 11702
M2 (8コアCPU) 2635 9758
M1 (8コアCPU) 2355 8412

CPUコア単体のスコアが歴代のMシリーズチップの中では飛び抜けて良く、半年前に登場したM3と比較して24.8%増加しています。M1チップ比では61.8%も増加していて、M4になってシングルコアの処理能力が飛躍的に向上したことがわかります。

新型iPad Proは薄型設計でファンレスということから発熱の影響を受けやすくなるので、長時間の重い処理には向いていませんが、その影響を受けにくいMacBook ProやMac miniでは、クロック周波数を上げて処理能力を高めてくる可能性もあり、今年後半に登場するというM4 Macには期待ができそうですね。

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