2025年にリリースされるApple Watchには、2つの新機能が盛り込まれる可能性があるとBloombergが報じています。
1つの機能は「衛星通信を使ったテキストメッセージ」で、もう1つは「血圧測定」の機能。
衛星通信を使ったテキストメッセージは、上位モデルのApple Watch Ultra 3に実装される予定で、Globalstarの衛星を使うことで、圏外の場所からでもiMessageを使ったテキストメッセージの送受信を行うことができるようになります。
機能的には、iPhone 14で搭載された緊急用の衛星通信とほぼ同じですが、スマートウォッチとしては初となり、特別なプランに加入しなくても使える機能となれば、Apple Watch Ultraのアウトドアユースがさらに加速しそうです。
もう1つの血圧測定機能については、血圧の数値などを可視化する血圧計のようなものではなく、睡眠時無呼吸の通知と同じく、常時ユーザーの血圧を監視して高血圧状態になったら通知するといったもので、専門的な知識がなくても使えるようになっています。数値を不可視にすることで、本格的な血圧計との差異を指摘されにくいという狙いもあるのでしょうか。
この機能は、早ければ2025年にリリースされるApple Watchから導入されるということで、Apple Watch Ultara 3やApple Watch Series 11の注目機能の1つとなる可能性があります。
- Source Bloomberg