3月〜4月にかけて登場が予定されているというiPad 11のスペックや機能について、BloombergのMark Gurman氏のニュースレターで言及されています。iPad 11のスペックについて具体的な情報が出たのは、今回が初となります。
登場時期から、iPad 11もApple Intelligenceに対応させてくるのは確定として、どのチップが搭載されるのか?という部分が多くのユーザーの関心事でした。今回のMark Gurman氏のニュースレターでは、iPad 11にはA17 Proチップが搭載されると述べられています。
A17 Proチップは、iPhone 15 Pro / Pro MaxとiPad mini 7に搭載されているSoCで、3nmプロセスで製造されているM3チップと同世代のチップとなります。iPad 11に搭載されるのはiPad mini 7に搭載されているバージョンと同じと考えられるので、6コアGPU・5コアGPU・8GB RAMというスペックになるでしょう。
エントリーモデルのiPadにこのスペックのSoCが搭載されるのは、これまでのAppleでは考えられなかったことです。Apple Intelligenceへの対応により、Apple製品全体のスペックが向上しているということが良くわかります。(Apple Intelligenceの動作には、8GB以上のRAMが必要)
同時期に登場するiPhone SE 4については、搭載されるSoCのスペックはまだ明らかになっていませんが、エントリーモデルのiPad 11にA17 Proチップが搭載されるのなら、同じくエントリーモデルのiPhone SE 4にもA17 Proチップが搭載されたとしても不思議ではありません。
その場合、iPhone SE 4のパフォーマンスはiPhone 15 Proとほぼ同等(GPUコアが1つ少ないだけ)ということになります。
販売価格は現行のiPhone SE 3と大きく変わらないという情報もあり、そうなればiPhone SE 4は非常にお買い得なiPhoneとして人気モデルとなるでしょう。
iPad 11とiPhone SE 4は、3月〜4月頃に登場すると噂されています。
- Source 9to5Mac