iPad mini 7がひっそりと発表されました。
10月に登場が噂されていた2024年モデルで、M4 Macの発表イベントで登場すると思われていましたが、Apple News Roomを介して単体での発表となりました。
Apple Intelligence対応のためにA17 Proチップを搭載し、Apple Pencil Proも使えるようになっています。A17 ProチップはiPhone 15 Proに搭載されているものと同じです。
10月23日より発売され、価格は128GBモデルが78,800円、256GBモデルが94,800円、512GBモデルが130,800円で、価格はかなり安く設定されています。
前モデルのiPad mini 6は、最初こそリーズナブルなモデルでしたが、円安による度重なる値上げにより64GBモデルが84,800円、256GBモデルが110,800円にまで達していたので、それを思うとかなり安くなったなという印象を受けます。
リアカメラは、12MP広角カメラ(ƒ/1.8絞り値)。
4K@60fpsでのビデオ撮影にも対応しています。
外観の変更は無く、カラーバリエーションはやや淡い色合いに変更されています。
本体サイズや重さ、バッテリー容量に変更はありません。
iPad mini 7の基本スペック
iPad mini 6をベースに大幅にパワーアップ! iPhone 15 Proと同等のパフォーマンスに。
- SoC:A17 Proチップ(8GB LPDDR5 RAM)
- ストレージ:128GB / 256GB / 512GB
- ディスプレイ:8.3インチ液晶(2266×1488, 326ppi)
- USB-Cポート:5Gbps → 10Gbpsになった
- ワイヤレス:Wi-Fi 6EとBluetooth 5.3をサポート
- タッチペン:Apple Pencil Pro対応
- センサー:指紋認証、3軸ジャイロスコープ、加速度、環境光、気圧計
- 大きさ:195.4 x 134.8 x 6.3 mm
- 重さ:293g / 297g
ディスプレイは液晶のままで解像度も変更はありませんが、ゼリースクロール問題が解消されているとのこと。USB-Cポートもより高速になり、全体的にアップデートされています。
A17 Proチップは1年前の最上位モデルのiPhone 15 Proに搭載されていたものと同じ。マルチコア時のパフォーマンスは、M1チップよりちょっと下くらいとかなりの高性能。
iPhone 15 Proと同等のスペックの8インチタブレットがこの価格で手に入るというのは、なかなか魅力的ですね。

- Source iPad mini - 仕様