SanDiskからポータブルストレージの新製品として、MagSafeで着脱できるポータブルSSDやプロ向けの高速ポータブルSSDなどが登場しています。
ポータブルSSDにMagSafeシールを無理やり貼り付けて、iPhoneに取り付けられるようにするハックは以前からありますが、それを製品としてSanDiskから発売されたのは今回が初となり、iPhoneユーザーから注目されています。
SanDisk Creator Phone SSD
MagSafeに対応する初のポータブルSSD。 USB-Cポートを搭載するiPhone 15以降に対応します。
- 容量:1TB / 2TB
- 接続:USB 3.2 Gen 2
- 重さ:54g
- 防水:IP65の耐水性と防塵性
- 価格:109.99ドル / 169.99ドル
ProやPro MaxモデルでProResで動画撮影を行う場合には必須アイテムとなります。また、付属のマグネティックリングを取り付けることで、ラップトップなどに取り付けることもできます。
市販されているMagSafe対応シールを取り付ければ、こちらのポータブルSSDを貼り付けることもできるので、MagSafe対応のiPhone以外にも使い道はいろいろとありそうですね。
SanDisk Creator Phone Drive
こちらは、いわゆるUSBメモリ。USB Type-CとLightningの両方のコネクタを使用して、iPhone、iPad、Mac間でコンテンツを転送できます。
- 容量:128GB / 256GB
- 接続:USB 3.2 Gen 1 / Lightning
- 重さ:20.3g
- 価格:40.99ドル / 69.99ドル
Lightningポートだと写真の転送には専用のSanDiskアプリを必要とするので、USB-Cポート搭載のiPhoneやiPadで使うのならありかも。
SanDisk Creator Pro Portable SSD
クリエイティブワークフローに必要な速度・容量・耐久性を提供するポータブルSSD。4TBの大容量タイプもあります。
- 容量:1TB / 2TB / 4TB
- 速度:NVMe SSDで最大2000MB/s
- 接続:USB 3.2 Gen 2 x2
- 重さ:77.5g
- 防水:IP65の耐水性と防塵性
- 価格:139.99ドル / 239.99ドル / 349.99ドル
中身はNVMe SSDだけど、密閉式でIP65防水でエンクロージャよりもタフに使えます。ファイル転送速度が現行モデルの約2倍と高速ですが、その一方で、ファイル転送時の発熱が気になるところです。
また、ポータブルSSDではSeagateから超高速のモデルが登場しています。2025年はポータブルSSDの世代交代の年になりそうです。
- Source SanDisk