世界のタブレット出荷台数を調査したCanalysのレポートによると、2025年の第1四半期に出荷されたiPadは、2024年の同時期と比べて14%もアップ。これにより世界シェアも1.8%アップし、世界のタブレット市場でトップシェアを維持しています。
2025年に入ってiPadの出荷台数が伸びた理由は2つあります。
1つは中国市場では政府の消費者補助金と旧正月の割引が重なったこと。もう1つは個人や教育機関による買い替え需要があったこと。
トランプ関税の駆け込み需要の影響は、さほど大きな需要には繋がらなかったと考えられています。(数日後に免除が発表されたため)
タブレットの世界シェア(2025 Q1)
- Apple:37.3%
- その他のメーカー:22.9%
- Samsung:18.0%
- Xiaomi:8.3%
- Lenovo:6.9%
- Huawei:6.5%
ちょうどコロナの頃に巣ごもり需要で多くの人がタブレットを購入したことでiPadの販売台数も伸びましたが、その頃に購入したデバイスのライフサイクルがそろそろ・・・ということで、2025年は買い替え需要によりiPadをはじめとするタブレットの出荷台数は今後も堅調なものになると予想されています。
タブレットの買い替え時期は?
タブレットはスマートフォンに比べて大きなバッテリーパックを備えているため、スマートフォンよりも長く使うことができます。ただし、使い潰すと廃棄するときに面倒なのもあり、リセールバリューが高いうちに売却して新しいモデルに買い替えるというのが賢い選択です。
iPadならジャンクでも売れてしまうので、使用年数はあまり気にはしなくてもいいのですが、2〜3年あたりで買い替えて行くのが一番コスパの良い使い方という印象ですね。
- Source Canalys Newsroom