
DJI初のロボット掃除機「ROMO」が正式発表されました。
お部屋の清掃とモップ掛けを一台でこなすフラッグシップモデルのロボット掃除機で、近未来的な外観デザインを採用し、オプションで透明シェルも選択可能です。
DJIということで、フラッグシップドローンと同等レベルの検知システムを搭載し、双眼魚眼ビジョンセンサーと三つのLiDARセンサーが連携して非常に高度な障害物回避機能を備えているのが特長です。

どれだけすごいかという例として、直径2mm以上の配線や高さ15mm以上の障害物を検知して回避することができるとあります。もっと具体的には、子供のおもちゃによくある小さなパーツなどを回避して吸い込まないようにできるなど、吸い込んだらヤバそうな物は回避できるということですね。
吸引性能は最大25,000Pa、164mlの大容量水タンクを備えてモップ掛けもフレキシブルに行えます。清掃モードは「シングルスイープ」「シングルモップ」「掃除→モップ」「同時掃除&モップ」の4種類から選択可能で、ダブルローラーブラシで頑固な汚れもしっかり取り除けます。

また、ロボット掃除機できになるのが動作音です。
構造上どうやっても音が出るので、気になる人は気になるというのがロボット掃除機ですが、こちらのDJIのROMOは、独自の高密閉サイレント技術を採用し、最大80%の騒音フィルタリングを実現しているとのこと。
リモート動画配信および音声通話機能を搭載し、外出先からでもカメラ映像を確認しながら室内の様子をチェックできます。撮影映像はモバイルアプリ経由でリアルタイムに視聴できるため、ペットの見守りや来客対応にも活用可能です。
ラインアップはROMO P・ROMO A・ROMO Sの3モデル。 現在の取り扱いは中国国内向けとなっており、日本や米国ではまだ発売されていません。トランプ関税の影響があるので米国では取り扱いはなさそうですが、日本ではどうでしょうか。フラッグシップドローンの技術を流用したDJI初のロボット掃除機ということで、高い品質が期待できそうな製品だけに日本での展開にも期待したいところです。
- Source ROMO - DJI