
360度アクションカム GoPro Max 2のプロトタイプとされる製品写真がリークされています。今回はガワだけではなく、内部構造までしっかり見える鮮明な写真で、どんな感じの製品になるのかなというのがわかるようになっています。
360度アクションカムといえば、つい先日発売されたDJIのOsmo 360があります。
あちらは1インチセンサーに183 gの軽量ボディにマグネットクイックリリースで着脱も簡単、DJIのワイヤレスマイクとの親和性など強みが数多くあり、タイミング的に後発となってしまうGoPro Max 2にとっては、いきなり強力なライバルが出現した形。2年ほど前に噂になった時にさっさと出しておけばここまで困窮することもなかったんでしょうけど、時すでに遅し。

鉄は熱いうちに打てということで、GoPro Max 2に目をやると本体サイズはOsmo 360より若干コンパクト。熱暴走対策の放熱フィンはGoPro HERO 13 Blackよりも大きめ。バッテリーはEnduroバッテリーでHERO 13 Blackと互換性ありとなっています。
通常のアクションカムの代わりに使う360度カメラとしては、マウント着脱のスマートさやワイヤレスマイクへの対応などを考えるとOsmo 360の方に分があるのは誰の目にも明らかですが、DJIが360度カメラを発売するのは初めてなのに対して、GoProは2世代目ということで、どのようなカメラになるのかはおおよそ想像できる部分があり、GoProの強みである「映像の良さ」に関しても期待できるかなという感じですが、どうなるでしょうか。
GoPro Max 2とOsmo 360、デザインや大きさの似た製品だけにめちゃくちゃ比較されることになりそうですが、メインマーケットとなる米国市場ではトランプ関税の影響でOsmo 360は正規販売されない可能性が高く、一部の並行輸入業者でも品切れが懸念されているため、米国市場ではGoPro Max 2の方が売れる(これで売れなければおかしい)とみられます。
- Source Photo Rumors
