iPhone OS 3.1に対応したJailBreakツールのPwnageTool 3.1(Mac用)がリリースされました。
このバージョンのPwnageToolでは、初代iPhone, iPhone 3G, iPod touch 1GのJailBreakをサポートしています。iPhone 3GSとiPod touch 2Gについては、近い将来リリースされる「Redsn0w」の最新版でJailBreakできる予定となっています。発売されたばかりのiPod touch 3Gは、まだサポートされていません。
PwnageToolのDLとインストール
まずは、PwnageTool_3.1.dmg をダウンロードしてマウント、PwnageTool.appをアプリケーションフォルダに入れてインストールします。PwnageToolのダウンロードは、Torrentまたは非公式ミラーサーバーから行えます。
今回は、Transmissionを使ってTorrentでダウンロードしました。
PwnageToolを使ってJailbreakする(iPhone 3Gを例に解説)
iPhoneを接続してPwnageToolを起動。
Expert mode、iPhone 3Gを選択して次に。
iTunesで「ダウンロードのみ」ですでにダウンロードしている場合は、iPhone 3.1のFWが自動的に表示されるので、選択して次へ。
すでに3.1にアップデートしている場合のみ、下記リンクから手動ダウンロード(Safari以外のブラウザでDL)してBrowse for IPSWから直接指定することもできます。
Activate the phone のチェックを外して、非公式アプリ等に割く容量を設定します。
この辺はそのままで。
起動時・リカバリー時のロゴを指定するか、しないか選択。
Buildを選択して次。
これでカスタムファームウェアが作成されます。
続いて、iPhoneをDFUモードにします。
DFUモードにする
- USBに接続したまま。
- スリープボタン(上)長押し後、「電源オフ」をスライドして電源を切る。
- スリープボタン(上)とホームボタン(下)を10秒押し続ける。
- スリープボタン(上)だけ離して、ホームボタン(下)はそのまま10秒押し続ける。
- iTunesで認識される。
DFUモードが成功すると、iTunesで認識されて復元を促されます。
ここで、MacならOption(WinならShift)を押しながら「復元」をクリック、先ほど出力したカスタムファームウェア「iPhone1,2_3.1_7C144_Custom_Restore.ipsw」を指定して復元します。
復元が完了したら、バックアップから設定などを復元してから同期する事で、アプリの設定などを元の環境に戻します。
(※ Jailbreakして色々カスタマイズしているバックアップからの復元で、セーフモードになってしまって通常モードで起動できないという場合には、新しいiPhoneとして登録してまた最初から設定しなおす必要があります。)
iTunesでのアプリ位置設定は、非公式アプリもOK。