AppleのAI機能のApple Intelligenceが、4月1日より日本語環境でも使えるようになりました!
iPhone15 Pro以降のモデル、M1チップ以降を搭載するMacやiPadで利用できます。Appleのハードウェア上で処理を行うApple Intelligenceと、ChatGPTの機能が含まれており、簡単な画像生成やメールの要約などが行えます。
というわけで、日本語で使ってみましょう。
今回はMacでApple Intelligence使っていますが、使い方はiPhoneでもiPadでもほぼ同じです。
設定にあるApple Intelligenceからデータのダウンロードを行い、設定で日本語に変更します。
Siriの声は男性と女性の2パターン。
ちなみに、まだSiriは本格的にApple Intelligenceでアップデートされていないので、あまり使う機会はなさそう。
最も簡単にApple Intelligenceを体感できるのは「Image Playground」です。
アプリを起動するとこのような画面になり、情報を組み合わせて画像を生成できます。
プロンプトは日本語で通りますが、追加できるプロンプトの数はあまり多くはありませんし、ちょっと難しい表現(腕時計をチェックする)には対応していませんでした。
「都会」「恐竜」「アイスクリームを持っている」「ラブ」という4つのプロンプトで生成された画像がこちらです。
全体的にユニークなカートゥーン調で、どこか懐かしい雰囲気が感じられる仕上がり。プロンプトの内容が制限されることもあり、あまり柔軟な表現はできません。
M1チップ搭載モデルでもすぐに生成されるので、Appleのハードウェアに最適化されているのを体感できますが、画像生成AIとしての実用性には課題が残っている印象です。