Googleが、世界30ヶ国のスマートフォンユーザーに対して行った調査結果をグラフにして抽出できるサイト「Our Mobile Planet」を公開しました。
この調査は、IPSOS, モバイルマーケティング協会(MMA)と協力して、2011 年3月~7月の期間行われたもので、日本では2000サンプルが収集されたそうです。
このサイトではその調査結果を基に、普及率, 利用状況, 使用用途, コマース, 広告への反応といったカテゴリ別のデータから、国やユーザーの年齢層などを指定してのグラフ作成を行うことができます。(作成したグラフは、png, csv, xls形式でダウンロード可能。)
多機能すぎるガラケーの弊害?日本のスマートフォン普及率はたったの6%
試しに、適当な国をチョイスしてスマートフォンの普及率をグラフにしみたところ、日本のスマートフォン普及率は最も低く、たったの6%というガラパゴスな結果になりました。iPhone 4の発売後からは猫も杓子もスマホといった印象が強い日本ですが、こうやって他国と比較すると、まだまだガラパゴスケータイ(ガラケー)が多数派である事が分かります。
この結果をまだまだ伸びしろがあると見るか・・・。
若者の3割が「スマートフォンはTVより面白い」
世代別の結果では、18歳~29歳の世代は「スマートフォンはTVより面白い」と感じているユーザーが30%なのに対して、50歳以上の世代は10%のみ。これは何となく予想できる結果ですが、面白いのがTVコンテンツの豊富なアメリカで、日本の結果よりも更に多くのユーザーがそう感じている事です。
(18~29歳の結果)
(50歳以上の結果)