「MacBook Pro (Retina)」のディスプレイ一式は修理不可能か [Mac]

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少し前に、MacBook Pro (Retina)の分解を行い「最も修理が困難なノートPCだ」と指摘したiFixitが、前回は手を出さなかったRetinaディスプレイ・アセンブリ(LG Philips製)の分解を行いました。

厚さ7mmという驚異的な薄さを実現するために、完全に一体化しているディスプレイ・アセンブリ。その分解ということで、かなり慎重に行っていたそうですが、それでも液晶パネルを2箇所割ってしまっています。

これについてiFixitは、「このRetinaディスプレイの液晶パネルは驚くほど脆くて、取り外そうとすれば殆どの技術者が割るだろう。」と評しています。

そして、その非常に割れやすい液晶パネルを外さければ、FaceTimeのカメラやLEDバックライトにアクセスすることはできないようになっています。このことから、MacBook Pro (Retina)のディスプレイ・アセンブリは、修理するというケースを想定していない設計であることが分かります。

この部分の故障時には、ディスプレイ・アセンブリ一式もしくは本体を新品交換するというのが修理の基本となりそうです。

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[ iFixit ]

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