様々なアクティビティからスポーツ、果てはTV番組まで、幅広い用途で使用されるようになった「アクションカメラ」。最近になってSONYも参入しましたが、やはり老舗となる「Go Pro」が圧倒的に強く、ほぼ1強状態なのは変わらず。そのため、非Go Pro製品はニッチな機能を強いられることとなります。
その中で登場したのが、“前後2方向対応”のアクションカメラ。
単なるカメラとしてではなく、バイクや自転車用のドライブレコーダーとして、非常に実用的な活用方法が想定できるアクションカメラとなっています。
ATC Chameleon
広角170度カメラを前後に備えた、2WAYアクションカメラ。
1つのカメラで前後の状況を記録することができるので、「アクションカメラ」と「ドライブレコーダー」の兼用が可能というところが魅力です。
カメラレンズは、180度まで可動するので細かい調節が可能。動画は、720p / 30fpsで撮影でき、前後の映像を分割した1つの動画として出力されます。メディアはMicroSDカードを使用可能。
当然、数多くのマウンターが用意されており、ヘルメットやハンドルバーなどへのマウントに対応しています。価格は199ドル。
Spectacam
こちらは、まだ開発段階にある自転車専用の2WAYアクションカメラです。
前後の状況を1080pの動画で撮影することができる他、iPhone / AndroidとWi-Fiで接続することで、リアルタイムな映像を確認したり操作したりすることができるのが特徴。
プロトタイプの仕様によると、メディアはMicdoSDカード、バッテリー駆動時間は約3時間、重量60g、防水型IP67。カメラは上下に90度可動し、青色の部分はLEDランプで光るギミックになっています。
発売に関しては、2013年の5月〜6月、もしくは9月に北米で発売開始を予定しているとのことです。価格は350ドルあたりになるとか。