GoogleのRSSリーダー「Google Reader」が、7月1日でサービスを廃止するという衝撃的な発表が行われ、利用者は戦々恐々です。サービスが終了する7月まであと3~4ヶ月近くもありますが、早めに代替サービスの目星を付けて乗り換えようという動きが、すでにあちらこちらで見られます。
しかし、Google Readerが良くできているサービスだけに、いざ移行するといっても求められるハードルが高くなってしまうのが厄介なところ。実際に、Google Readerの代替サービスには、以下のような機能が欲しいところ。
Google Readerの代替となる条件
- サーバーを介したCloudタイプのRSSリーダーであること。
- PC / Mac / iOS / Androidなど、多くのデバイスに対応するクライアントアプリが充実していること。
- Webブラウザからでも使いやすいこと。(Firefoxアドオン / Chrome拡張 / ショートカットキーなど)
- サーバーが軽いこと。
Google Reader代替サービスは「Feedly」で決まり!?
とりあえず、lifehackerやVentureBeatでリストアップされている代替サービスを一通り使ってみると、頭一つ抜けて良質なサービスだと感じたのが、Feedlyというものでした。
Googleアカウントでログインするだけで、Google ReaderのRSSリストをインポートしてくれるし、多くのデバイスに対応(Firefoxアドオン / Chrome拡張 / iOS / Android / Kindle)しているし、見た目のデザインも良くて、日常的に使用するツールとしてはかなり良さげ。
しかも、この「Feedly」、本気でポストGoogle Readerの座を狙ってきているらしく、Engadget Japaneseにもある通り、APIを開放することで他社製のGoogle Readerクライアントアプリからのアクセスにも対応するという、太っ腹な姿勢を明らかにしています。
Feedlyを使ってみよう
各種ブラウザ用アドオンやiOS / Androidアプリから、Googleアカウントでログインすると、Google Readerで使用しているRSSフィードのリストをインポートして、Feedlyでも使えるようになります。
ブラウザ版Feedlyはこんな感じ
記事カテゴリの選択などは左のメニューから、記事一覧の表示スタイルは右上の設定アイコンから変更できます。
最新の記事から読むには、LATESTの表示スタイルをTimelineにすると良い感じ。
Feedlyのショートカットキー
- k - 次の記事
- j - 前の記事
- l - SAVEDに保存(スターと同じ)
- g - カテゴリを表示してそのカテゴリに移動
- r - 再読込
- c - 記事のURLをコピー
- e - 記事のURLをメールで送る
- t - 記事をTwitterでつぶやく
- d - 記事をdeliciousにブックマークする
iOS版Feedlyはこんな感じ
これまでGoogle Readerクライアントアプリや、ニュースリーダーアプリを使用したことのあるユーザーなら直ぐに使いこなせると思います。