「iOS 9」で導入された新しい低電力モードを使うと、これまでよりもバッテリー駆動時間が10〜20%長くなると言う事ですが、パフォーマンスに与える影響はどうなるのでしょうか?
ベンチマークテストアプリ「Geekbench 3」が、バージョン3.3.4へのアップデートでiOS 9での動作をサポートしたことから、iPhone 6 Plusを使用したベンチマークテストが実施され、その結果が公開されています。
その結果は以下の通り。
- 通常モード:シングルコア 1606 / マルチコア 2891
- 低電力モード:シングルコア 1019 / マルチコア 1751
この結果によると、通常モードと低電力モードではパフォーマンスにかなりの差が出ることがわかります。体感としては、1世代〜2世代前のiOSデバイスを使っているような感じでしょうか?
低電力モードを有効にすると、バッテリー駆動時間が通常よりも10~20%向上するとはいえ、パフォーマンスにもかなり影響を与えるとみられることから、通常モードとの巧みな使い分けが必要となりそうです。
- Source Mac Rumors