IHSの分解調査により試算された、「iPhone SE」16GBモデルの製造コストが公開されました。
「iPhone 5s」と同じディプレイアセンブリに「iPhone 6s」と同じA8チップ、東芝製のNAND Flash、SK Hynix製のRAMなどを搭載。パーツ代や組み立てコストは以下のようになっています。
- パーツの合計金額:156.20ドル
- 組み立てコスト:3.80ドル
- 製造コスト:160ドル
数世代古いモデルから一番高いディプレイアセンブリを流用することで、パーツにかかるコストを大幅にカットしているようです。さらに、販売価格から製造コストを差し引いたAppleの利益については、以下のようになります。
- 16GBモデル販売価格:399ドル
- Appleの利益:239ドル
(64GBモデルの場合、Appleの利益はさらに89ドルも増えて328ドルになる)
- 64GBモデルの販売価格:499ドル
- Appleの利益:328ドル
たった1台でこんな儲かる!?利益率高〜〜〜。
「iPhone SE」を購入するユーザーは、Apple的には“かなり美味しい顧客”のようです。
iPhone SEのパーツ価格表
「iPhone SE」丸儲け。
- Source IHS Online Newsroom