ビックカメラが仮想通貨ビットコインでの決済に対応、最大10万円までビックポイント付与あり

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 Bitcoin biccamera

家電量販店のビックカメラが、仮想通貨Bitcoinでの決済に対応することを発表しています。

4/7(金)より、有楽町店ビックロ新宿東口店の2店舗のみでの試験導入で、1会計につき10万円までの上限となっており高額商品には使えませんが、ビックポイントの付与率は現金と同じ。決済方法は「bitFlyer」のiOSアプリ「bitFlyerウォレット」を使い、レジにて提示されるQRコードを読み取ることで決済を行う仕組みとなっています。

仮想通貨のBitcoinは、ネット上で匿名性を維持しつつ電子決済ができるというコンセプトで利用されていることが多いと思いますが、リアル店舗で使うと匿名性というメリットは失われます。さらにポイントカードを提示することで個人情報と紐付けられるわけですが、それでも利用する人はいるのでしょうか?

実のところ、Bitcoinによる決済は店側にとってはメリットがあるだけで、利用者側にはあまりメリットらしいメリットはありません。

Bitcoin決済導入による店舗側のメリット

  • クレジットカードより入金が早い
  • クレジットカードより手数料が安い

利用者側のメリット・・・今回のビックカメラの様に、ポイントが付与されるくらい?それなら普通に、クレジットカードやLINE Payで決済して、カードのポイントとビックカメラのポイント両方を貰う方がお得ですよね。

そもそも、Bitcoinって相場が変動しまくりで通貨として用いるには不安定すぎるというのもあります。2016年の9月1日に1BTC = 6万円くらいだったものが、2017年4月5日には12万7,000円ですからね。これと比べたら、為替の変動なんて屁みたいなものです。

この大規模変動を悪用して詐欺を行ったりする野郎もいるみたいですし、客のBitcoinを持ち逃げしたマウントゴックスの前例もありますし、Bitcoinを取り巻く環境は胡散臭いというイメージが定着しているのもあって、日本では導入が進んでいないのも事実です。

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