Appleが古いiPhoneのパフォーマンスを意図的に落とす機能を実装していたことを公式に認めたため、集団訴訟されるかもしれないとか。
まぁそれはどうでもいいとして、自分の使っているiPhoneがパフォーマンス低下の対象になっているのかどうかや、バッテリーの状態などを自分でチェックする方法をまとめました。
対象モデルの方は参考にして下さい。
対象とされるモデル
バッテリーが劣化してくると意図的にパフォーマンスが低下するモデルは、以下の通りです。
- iPhone 6
- iPhone 6s
- iPhone SE
- iPhone 7
これらのモデルで以下のiOSを適用している場合、バッテリー劣化時にパフォーマンスが低下します。
- 「iOS 10.2.1」以降
- 「iOS 11.2」以降(iPhone 7)
Appleのコメントによると、バッテリー容量が大きい「iPhone 6 Plus」「iPhone 6s Plus」「iPhone 7 Plus」は、どうやらこの対象ではないようです。
一部のiPhone 6sはバッテリー無償交換してもらえる
2015年9月〜10月にかけて製造された「iPhone 6s」のみ対象ですが、バッテリー無償交換プログラムが適用されます。本体のシリアル番号を照会して、この期間に製造されたものだと分かれば(問題があろうと無かろうと)バッテリーが新品交換されて帰ってきますので、対象のモデルの方は是非利用しましょう。
- Source Apple サポート
バッテリーをチェックする
バッテリーがどんな状態にあるかは、「Battery Life」というアプリで簡単にチェックできます。
バッテリー・ライフ (Battery Life)を App Store で
App Storeから以下のアプリをインストールして起動するだけで、バッテリーの消耗状態が表示されます。また、メニューから「RAWデータ」を見ると、バッテリーの残量や電圧も分かります。
こういう状態だと、交換したほうがいいみたい。
ベンチマークテストをする
「Geekbench 4」をインストールしてベンチマークスコアを平均値と比べることで、自分のiPhoneのパフォーマンスが低下しているかどうかが分かります。
ベンチマークテストはCPUベンチで行い、シングルコアのスコアを平均値と比べて下さい。平均値よりも低い場合は、パフォーマンスが低下していることになります。
- iPhone 6:1405
- iPhone 6s:2282
- iPhone SE:2427
- iPhone 7:3432
- Source Geekbench Browser