iMacやMacBookのディスプレイ内側に黒い汚れが発生するとして、Appleが集団訴訟されています。
指摘されている問題点は、iMacとMacBookの内部にホコリが侵入することでディスプレイの内側にホコリが付着、画面が汚れて見える為に、動画や写真編集、グラフィックなどの作業に支障をきたすというもの。また、ロジックボードのチップなどにもホコリが付着することで、通常よりも温度が高くなり動作に悪影響を与えるというものもあります。
この問題が発生する頃にはすでにAppleのメーカー保証期間は終了しており(AppleCareに加入していない場合)、スクリーンの交換に多額の費用がかかることになります。
投稿されている一部の写真を見ると、ディスプレイの左下または右下から黒い汚れが発生していて、白バックの画面だとかなり汚く見えます。
めちゃくちゃホコリまみれの場所で、長期間Mac Fan Controlで冷却ファンを最大まで回し続けない限りここまではならないような気がしますが、確かにこれは、改善されないまま使い続けるのはちょっとストレスかもしれませんね。
今回の問題は、AppleがiMacやMacBookに粉塵フィルターを取り付けてないことで、内部にホコリが侵入して発生した問題だと主張しています。
ちなみに、この集団訴訟の原告に加わる場合、手数料などの費用は一切かからず、もしAppleとの和解に至った場合は、和解金の一部が支払われるということです。企業を相手取ったアメリカの集団訴訟って、そういうカラクリになっているんですね。
- Source hagens berman
- Via MacRumors